梅津行政書士事務所

雑感

梅津雑感(9月18日)

「永遠なのか本当か 時の流れは続くのか

 いつまで経っても変わらない そんな物あるだろうか

 見てきた物や聞いた事 いままで覚えた全部

  でたらめだったら面白い そんな気持ちわかるでしょう」

(「情熱の薔薇」より 詞 甲本ヒロト)

  さて、道を間違えて引き返した私は、今度は合っていると思う道をゆっくり歩くことにしました。すると今まで見えていなかった風景や気づかなかった風を感じたりして、楽しくなってきました。自分にちょうどいい歩調、というのがあるのかもしれません。慌てない、慌てない。

  秋は実りの季節ではあるけれど、自然災害の多い季節でもあります。辛いときほど知恵を寄せ合い、乗り切りたいものです。

梅津雑感(7月14日)

「めぐるめぐるよ 時代はめぐる

 別れと出会いをくり返し

 今日は倒れた旅人たちも

 生まれかわって歩き出すよ」

(「時代」より 詞 中島みゆき)

今年は冷夏、体調を崩している方も多いようです。日照不足は人ばかりでなく夏野菜の生育にも深刻な影響があるようで、今日はスーパーの店頭からナスが消えました。梅雨明けと力強い日差しが待たれますね。

さて、私はこの前、道を間違えてしまいました。間違ったかな、と思いつつも、もしかしたらどこかで正しい道に出るかも、と期待したりしながら進んでいましたが、間違っているかもしれないと不安に思いながら進み続けるのは、やはり気分の良いものではありませんでした。そもそも間違えたのは自分の確認不足のせいなので、思い切って引き返すことにしました。進んだ分がもったいない、という気がしないでもありませんが、自信なく進むのも嫌なので仕方ないです。

来週は参議院議員選挙ですね。小さな一票ではありますが、よく考えて自分の思いを託したいと思います。

そんなこんな、小さなことも大きなこともひっくるめて、時代はめぐる。

梅津雑感(5月15日)

「花は 花は 花は咲く  わたしは何を残しただろう」

(「花は咲く」より 詞 菅野よう子)

 「これまでの経験をいかして〇〇をしてみたい。」「〇〇に挑戦したい。」

 色々な思いやご希望や夢のような話を伺う機会があります。難しいかな、どうかな、と思うこともありますが、一緒に知恵を絞り全力でサポートします。

 当事務所のモットーは「あなたの「したい!」をサポートします」ですから。

梅津雑感(3月17日)

「春一番が掃除したてのサッシの窓に

 ほこりの渦を踊らせてます

 机 本箱 運び出された荷物のあとは

 畳の色がそこだけ若いわ」

(「微笑がえし」より 詞 阿木燿子)

  気が付けば、もう3月も残り二週間となりました。 これまでの環境に区切りをつけて新たな環境へ巣立つ時期でもあります。少し慌ただしいですね。

 来月からいわゆる「働き方改革」も始まるようです。何が変わるか、変わらないか、労働者の生活にどう作用するか、どのような弊害が生じるか、興味深いです。

 私も勝手に自分の働き方改革を進めるつもりです。

梅津雑感(1月15日)

「私からあなたへ この歌を届けよう

 広い世界にたった一人の 私の好きなあなたへ」

(「切手のないおくりもの」より 詞 財津和夫)

 

 昨日は「平成最後の」成人の日、でした。成人の日は毎年やってきて、毎年初々しい新成人が誕生するので、「平成最後」だからなんだ、という気もしますが、それはさておき。

 民法改正により2022年4月には成人年齢が18歳に引き下げられます。成人式に18歳で参列するのか、ということよりも、もっと重要でもっと心配されるのは、未成年者に対する一定の(法的な)保護も18歳までとなり、まだまだ社会経験に乏しい18歳、19歳が大人として扱われてしまう、ということです。親の同意なく契約することができる、ということは、契約に伴う責任も負う、未成熟に付け込む悪質な相手もいるということも念頭におかなければならない、ということです。

 若年層に対する一層の消費者教育の拡充は大人に課された急務ではありますが、不幸にも消費者トラブルに巻き込まれてしまった場合には、消費者ホットライン「188」に相談してください。もちろん、そのようなことが起こらないよう、私も微力を尽くします。

 

民法(改正前)

 第4条 年齢ニ十歳をもって、成年とする。

民法(改正法)

 第4条 年齢十八歳をもって、成年とする。

梅津雑感(12月18日)

「新しい上司はフランス人

 ボディーランゲージも通用しない

 これはチャンス これはチャンス

 勉強しなおそう」

(「明日があるさ」より 詞 青島幸男)

 

 今年も企業不祥事の止まらない一年でした。検査不正や各種データ改ざんなど、納品された後ではとても見つけることができないような不正が職場内部からの通報で明るみに出た事案もあり、内部通報と自浄作用の重要さをあらためて感じます。

 そんな中、今年最大規模といえる不正が内部通報をきっかけに発覚しました。経営トップによる不正、これも残念ながら内部通報が奏功する典型事例と言えます。不正に大揺れの当該企業において破格の役員報酬、仮に有価証券報告書に適正に記載されていたとしても、かつてのV字回復の功績を差し引いてもこれが妥当な額かも分かりません。論点盛りだくさんのこの事案については現行法制度への影響も大きいと思われ、今後の捜査、裁判の展開とともに検証にも注目したいと思います。まさしく「勉強しなおそう」です。

 最近、何かと「平成最後の」との冠言葉がつきますが、これが平成最後の企業不祥事であることを願います。

 今年もお付き合いくださりありがとうございました。

 

梅津雑感(11月14日)

「呼んでいる 胸のどこか奥で いつも心躍る 夢を見たい

 かなしみは 数えきれないけれど その向こうできっと あなたに会える」

(「いつも何度でも」より 詞 覚和歌子)

 ここ数年、季節の変わり目に風邪をひきやすくなりました。厄介なことに、ひとたび風邪をひくと、お薬5日分処方、くらいでは治らず、ひと月くらいすっきりしないこともあります。体調がすぐれないと心持ちも弱気になってしまいがちですが、私はもともと楽天的なところがあるのか、なにか楽しいことをぼんやり考えたりしています。

 国内外とも心躍るような楽しいニュースは少ないようですが、野球の本場で二刀流が高く評価されたニュースもありました。誠心誠意努力すると報われる(こともある)と思い、今は体調回復につとめます。

 「こなごなに砕かれた 鏡の上にも 新しい景色が 映される」

 

日本国憲法

第13条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

 

 

梅津雑感(10月15日)

「次の空欄に 当てはまる言葉を書き入れなさい

 ここでの最後の問い

  「君のいない明日からの日々を 僕は/私は きっと ☐☐☐☐☐☐☐☐☐☐☐」

 制限時間はあなたのこれからの人生

 解答用紙はあなたのこれからの人生

 答え合わせの時に私はもういない

 だから採点基準はあなたのこれからの人生

 「よーい、はじめ」」

(「正解」より 詞 野田洋次郎)

 

 新内閣が発足すると、顔ぶれなどから「〇〇内閣」と命名され評価されることがあります。なるほどと思うものもありますが、総理自身が表現するものについてはいつも首を傾げたくなります。今回は「全員野球内閣」だそうです。過去には「仕事人内閣」というのもありました。では、今までは何だったと言うのでしょう。

 所詮、言葉遊びのようなものですが、こんな気構えだから「全くワクワクし内閣」と言われてしまうのではないかと思ったりしています。是非、全員で真面目にやってください。

 

日本国憲法

第66条 内閣は、法律の定めるところにより、その首長たる内閣総理大臣及びその他の国務大臣でこれを組織する。

2項 内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない。

3項 内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負ふ。

第68条 内閣総理大臣は、国務大臣を任命する。但し、その過半数は、国会議員の中から選ばれなければならない。

2項 内閣総理大臣は、任意に国務大臣を罷免することができる。

第73条 内閣は、他の一般行政事務の外、左の事務を行ふ。

一 法律を誠実に執行し、国務を総理すること。

二 外交関係を処理すること。

三 条約を締結すること。但し、事前に、時宜によつては事後に、国会の承認を経ることを必要とする。

四 法律の定める基準に従ひ、官吏に関する事務を掌理すること。

五 予算を作成して国会に提出すること。

六 この憲法及び法律の規定を実施するために、政令を制定すること。但し、政令には、特にその法律の委任がある場合を除いては、罰則を設けることができない。

七 大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を決定すること。

第99条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

 

 

梅津雑感(9月15日)

「今日も 一つ 悲しいことがあった

 今日も また一つ うれしいことがあった」

(「今日もひとつ」より 詞 星野富弘)

 

 9月1日は最近では「魔の日」と言われるそうです。夏休み明けに久しぶりに登校する児童、生徒にとっても、学校で迎える教師にとっても。子どもが苦しみ追いつめられ逃げ場を見つけられない、そんなことはあってはならないと思います。

 「無理に学校へ行かなくていい」というメッセージの発信も見られるようになりました。同感です。耐えがたい苦しみは耐えなくていい、我慢なんかしなくてもいい。子どもに限ったことではありません。でも決して自分を甘やかしているのではありません。

梅津雑感(8月15日)

「この道はいつかきた道 ああそうだよ

 あかしやの花が咲いてる」

(「この道」より 詞 北原白秋)

 

 終戦から73年。天皇陛下は戦没者追悼式で「過去を顧み、深い反省とともに、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い」とのお言葉を述べられました。

 なぜ日本は戦争を仕掛けたか。やめなかったのか。様々な観点からの分析で、決して偏った情報や精神論だけで盲目的に突き進んだのではないことが明らかになっています。

 では繰り返さないためにはどうすればよいのでしょう。過去に向き合い、研究や分析結果を謙虚に受け止め、情報を共有する。分かっていても難しいことです。

 

日本国憲法

前文(抜粋) 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることにないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。