梅津行政書士事務所

雑感

梅津雑感(6月14日)

「あの地平線 輝くのは

 どこかに君を かくしているから」

(「君をのせて」詞 宮崎駿) 

 コロナ禍は日本全国的にみれば収束に向かっているように思われ、今はその代償として傷ついた経済を立て直す段階に入ったようです。少しずつ冷静さを取り戻してみると、国の支援策や補償のための事務手続きの問題が明るみになってきました。支援は可及的速やかに給付すべし、という至上命題があったことも分かりますが、火事場泥棒、とは言いすぎでしょうか。大規模な国の事業の事務発注の在り方として、これでよいはずはありません。 非常時においても、しっかりと目を凝らしていなければなりませんね。

梅津雑感(4月17日)

「ずっと探していた理想の自分って

 もうちょっとカッコよかったけれど

 ぼくが歩いてきた日々と道のりを

 ほんとは“ジブン”っていうらしい」

(「Progress」詞 スガシカオ)

 今般のウィルス禍、残念ながら悪い予測のほうに進展し、長期戦となりそうです。外出機会を減らし、人との接触を減らすことは、東京に暮らす身には想像以上に難しいことでした。ただ、思い切って接触機会を8割まで減らさないと、感染拡大を抑えることはできない、との見解も示されています。今一度、感染拡大防止の観点から自分の行動を見直す必要がありそうです。

 この間に、あれこれと取り留めもないことを考えました。特定物品の買占めと転売禁止とは、知事が「自粛」を強く「要請」するとは、知事が緊急事態を宣言することと政府が「緊急事態宣言」を発令することの違いとは、非常時における「地方自治」とは、などなど。特に、政府から緊急事態宣言が出されたあとに、この対象地域に含めることを求める自治体が出たときは、考えてしまいました。国家による私権の制限と地方自治のバランスや如何に。経験のない非常事態とはいえ自ら私権を制約してくれと求めるのか。いや、それが非常事態というものか。いやいや、それでは異常事態ではないか。もはやグルグル頭の体操です。

 知事に要請されなくても、国家に制約されなくても、身の危険を感じて外出を控えている間に、しっかり頭の体操をしようと思っていましたが、外出をしないだけでやるべきことは減らないので、非生産的な頭の体操をする時間は思うように取れません。それよりも運動不足になった分、体の体操のほうが大事ですね。皆さんはいかがでしょうか。

日本国憲法

第92条 地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基づいて、法律でこれを定める。

第94条 地方公共団体は、その財産を管理し、事務を処理し、及び行政を執行する権能を有し、法律の範囲内で条例を制定することができる。

第11条 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。

第12条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

第22条1項 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。

梅津雑感(3月14日)

「唇よ、熱く君を語れ

 誰よりも輝け 美しく」

(「唇よ、熱く君を語れ」詞 東海林良)

 このたびのウィルス禍、世界各地で様々な影響が生じています。今回は特に人の移動を制限しているため、経済全体も相当に縮小してしまい、先行きへの不安感も大きく、事業継続に深刻な打撃を受ける業種もあれば、思いがけず売上を伸ばす業種もあり、あらためて経済の難しさを感じます。

  事業の見通しについて悪い方への見直しを迫られた際、まず初めにあおりを食らうのは非正規雇用や新規採用です。人件費の調整弁となるのは一定程度仕方ないこととはいえ、一人ひとりにはそれぞれの生活があるのであって、一方的な切り捨ては看過できません。 先日は、大学を卒業しあと数週間で就職というこの時期に、学生の内定を取り消した企業があることが報じられました。これは労働法制上も許されることではありません。こんな扱いは許さないと徹底的に争うか、そんな企業は願い下げと見限るか、若い学生さんにはぜひ歯を食いしばって頑張ってほしいと思います。

 これから就職活動を始める学生さんも、昨年までの売り手市場の雰囲気はガラリと変わってしまったばかりか、企業説明会すら行われない手探りの就職活動となってしまいました。どうか調整弁とされないよう、委縮せずに、堂々と自分の夢や思い描く未来を語ってほしいと強く願います。

 なお、弊事務所の移転にともないウェブサイトも一新しようと試みていたため、しばらく本欄をお休みしていましたが、ウェブサイトのリニューアルはしばらく先になりそうですので、従来のまま再開いたしました。

梅津雑感(10月14日)

「ビクトリーロード この道 ずっとゆけば

 最後は笑える日が来るのさ ビクトリーロード」

(「Take Me Home, Country Roads」詞 JOHN Denverの替え歌)

 先月の台風15号の被害も回復しないうちに、続けて超大型台風19号が追い打ちをかける。特に今回は想定を超える大雨だったことから、全国各地で川の氾濫や堤防決壊が生じてしまったようです。被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。 私の親類からも収穫したばかりの新米が泥水に浸かり出荷できなくなったとの報を受けました。落胆を想うと言葉も見つかりません。

 つくづく、人の営みは治水の歴史そのものであり、この自然厳しい国土に折り合いをつけて暮らすためには不断の対策が必要であると感じましたが、自然の脅威は年々甚大さが増しているように感じられます。予算も人員も不足し地方行政は疲弊していると言われますが、まずは日々の暮らしを守る対策をお願いしたいと思います。 暗い気持ちになりそうな中、ラグビー日本代表の善戦には励まされます。エールと期待を込めて、応援ソングを引用しました。


日本国憲法 第29条第3項 私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができる。

梅津雑感(9月18日)

「永遠なのか本当か 時の流れは続くのか

 いつまで経っても変わらない そんな物あるだろうか

 見てきた物や聞いた事 いままで覚えた全部

  でたらめだったら面白い そんな気持ちわかるでしょう」

(「情熱の薔薇」より 詞 甲本ヒロト)

  さて、道を間違えて引き返した私は、今度は合っていると思う道をゆっくり歩くことにしました。すると今まで見えていなかった風景や気づかなかった風を感じたりして、楽しくなってきました。自分にちょうどいい歩調、というのがあるのかもしれません。慌てない、慌てない。

  秋は実りの季節ではあるけれど、自然災害の多い季節でもあります。辛いときほど知恵を寄せ合い、乗り切りたいものです。

梅津雑感(7月14日)

「めぐるめぐるよ 時代はめぐる

 別れと出会いをくり返し

 今日は倒れた旅人たちも

 生まれかわって歩き出すよ」

(「時代」より 詞 中島みゆき)

今年は冷夏、体調を崩している方も多いようです。日照不足は人ばかりでなく夏野菜の生育にも深刻な影響があるようで、今日はスーパーの店頭からナスが消えました。梅雨明けと力強い日差しが待たれますね。

さて、私はこの前、道を間違えてしまいました。間違ったかな、と思いつつも、もしかしたらどこかで正しい道に出るかも、と期待したりしながら進んでいましたが、間違っているかもしれないと不安に思いながら進み続けるのは、やはり気分の良いものではありませんでした。そもそも間違えたのは自分の確認不足のせいなので、思い切って引き返すことにしました。進んだ分がもったいない、という気がしないでもありませんが、自信なく進むのも嫌なので仕方ないです。

来週は参議院議員選挙ですね。小さな一票ではありますが、よく考えて自分の思いを託したいと思います。

そんなこんな、小さなことも大きなこともひっくるめて、時代はめぐる。

梅津雑感(5月15日)

「花は 花は 花は咲く  わたしは何を残しただろう」

(「花は咲く」より 詞 菅野よう子)

 「これまでの経験をいかして〇〇をしてみたい。」「〇〇に挑戦したい。」

 色々な思いやご希望や夢のような話を伺う機会があります。難しいかな、どうかな、と思うこともありますが、一緒に知恵を絞り全力でサポートします。

 当事務所のモットーは「あなたの「したい!」をサポートします」ですから。

梅津雑感(3月17日)

「春一番が掃除したてのサッシの窓に

 ほこりの渦を踊らせてます

 机 本箱 運び出された荷物のあとは

 畳の色がそこだけ若いわ」

(「微笑がえし」より 詞 阿木燿子)

  気が付けば、もう3月も残り二週間となりました。 これまでの環境に区切りをつけて新たな環境へ巣立つ時期でもあります。少し慌ただしいですね。

 来月からいわゆる「働き方改革」も始まるようです。何が変わるか、変わらないか、労働者の生活にどう作用するか、どのような弊害が生じるか、興味深いです。

 私も勝手に自分の働き方改革を進めるつもりです。

梅津雑感(1月15日)

「私からあなたへ この歌を届けよう

 広い世界にたった一人の 私の好きなあなたへ」

(「切手のないおくりもの」より 詞 財津和夫)

 

 昨日は「平成最後の」成人の日、でした。成人の日は毎年やってきて、毎年初々しい新成人が誕生するので、「平成最後」だからなんだ、という気もしますが、それはさておき。

 民法改正により2022年4月には成人年齢が18歳に引き下げられます。成人式に18歳で参列するのか、ということよりも、もっと重要でもっと心配されるのは、未成年者に対する一定の(法的な)保護も18歳までとなり、まだまだ社会経験に乏しい18歳、19歳が大人として扱われてしまう、ということです。親の同意なく契約することができる、ということは、契約に伴う責任も負う、未成熟に付け込む悪質な相手もいるということも念頭におかなければならない、ということです。

 若年層に対する一層の消費者教育の拡充は大人に課された急務ではありますが、不幸にも消費者トラブルに巻き込まれてしまった場合には、消費者ホットライン「188」に相談してください。もちろん、そのようなことが起こらないよう、私も微力を尽くします。

 

民法(改正前)

 第4条 年齢ニ十歳をもって、成年とする。

民法(改正法)

 第4条 年齢十八歳をもって、成年とする。

梅津雑感(12月18日)

「新しい上司はフランス人

 ボディーランゲージも通用しない

 これはチャンス これはチャンス

 勉強しなおそう」

(「明日があるさ」より 詞 青島幸男)

 

 今年も企業不祥事の止まらない一年でした。検査不正や各種データ改ざんなど、納品された後ではとても見つけることができないような不正が職場内部からの通報で明るみに出た事案もあり、内部通報と自浄作用の重要さをあらためて感じます。

 そんな中、今年最大規模といえる不正が内部通報をきっかけに発覚しました。経営トップによる不正、これも残念ながら内部通報が奏功する典型事例と言えます。不正に大揺れの当該企業において破格の役員報酬、仮に有価証券報告書に適正に記載されていたとしても、かつてのV字回復の功績を差し引いてもこれが妥当な額かも分かりません。論点盛りだくさんのこの事案については現行法制度への影響も大きいと思われ、今後の捜査、裁判の展開とともに検証にも注目したいと思います。まさしく「勉強しなおそう」です。

 最近、何かと「平成最後の」との冠言葉がつきますが、これが平成最後の企業不祥事であることを願います。

 今年もお付き合いくださりありがとうございました。