「よー、そこの若いの
俺の言うことをきいてくれ
「俺を含め、誰の言うことも聞くなよ。」」
(「よー、そこの若いの」より 詞 竹原ピストル)
大学生と話す機会がありました。まだ就職について漠然としたイメージしかなく自身が進みたい分野もよく分からない学生に対し、大学側は「キャリア支援」などとあれこれ世話を焼いているようです。2年生のお嬢さんから「行政書士ってどんなお仕事ですか?」に続いて「そこに勤めるにはどうすればいいですか?」と質問された時は苦笑いでしたが、担当教授と思われる方から「事務所は求人の規模が小さいですからねぇ」と言われたときにはさすがに驚いて聞き返してしまいました。「求人?」「なるんじゃないの?」
法学部のない大学で法律家の仕事のイメージが持ちにくいのだとしても、それにしてもちょっと…、と思いました。保護者から期待される「高い就職率」を維持するためには「雇われる」ということが大切なのかもしれませんが、雇われることばかり考えていては面白くないと思うのですがねぇ。
窮屈さを感じた一年もあと数日。今年もお付き合いくださり、ありがとうございました。
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