「ひとりぼっちになりたくない ここにいてよ
その言葉言えなくって 心閉ざさないで
ひとりぼっちにさせないから 大丈夫だよ
その言葉返せるように 強くなりたい」
(「プレゼント」(Nコン2015課題曲)より 詞 Saori(SEKAINOOWARI))
先日の大学生の胸を突くような記者会見には考えさせられました。
多くの報道関係者の前で、自分の言葉で胸のうちを語り、反省し謝罪の言葉を述べる。おそらくあのような状況下で話すのは初めてで、さぞ勇気のいったことと想像します。心からの反省と謝罪の気持ちが相手方に伝わることを願います。一方で、当事者とはいえ20歳そこそこの若者を矢面に立たせた歯切れの悪い大人たちの対応には、失望を超えて怒りすら感じました。
成人年齢を18歳に引き下げる改正民法が成立しました。社会的影響の大きさから施行は4年後となりましたが、それまでに新成人が安心して社会の一員となれるように、できる限りの環境を整えてあげなければいけません。
経験不足の未熟さに付け込まれることなく安心して社会活動ができるような、紳士で成熟した社会。4年後にはかの大学生も、負傷した大学生も、社会人となっていることでしょう。彼らの姿を胸に刻み、私も大人として恥ずかしくないよう日々過ごそうと思います。
日本国憲法
第15条3項 公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。
民法(改正前)
第4条 年齢ニ十歳をもって、成年とする。
民法(改正後)
第4条 年齢十八歳をもって、成年とする。
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